IDがほしい
地味に生活していて感じていた大きな不便のうちの1つが身分証明書を提示するときにパスポートしか有効なものがないことだ。なくしたら生死にかかわるし、もちろん財布に入れることもできないからとにかくめんどくさい。また、運転する機会が無限にある以上1年しか期限のない国際免許証をずっと持っているわけにもいかず、どうしたら現地の免許証が手に入るのかを調べ始めた。
韓国出身のクラスメイトいわく、韓国は左ハンドルだからお金さえ払えば無条件でミシガンの免許証が手に入るらしい。もちろん日本人はそんなわけでもないので、いちから試験を受けなければならない。日本の場合は教習に通わなければならないが、アメリカではその制度は存在せず、筆記試験を受けたのちに実技試験を受けてしまえばOKだ。なんとなく2ステップなら楽勝じゃんと思っていたが、日本人の同級生からLetter of Ineligibilityという謎の書類が求められることを知った。
Letter of Ineligibilityは、日本でいうマイナンバーの位置づけにあるアメリカのSocial Security Numberをの申請をしてDenyを食らったことを証明するためだけの書類らしい。これを手に入れるためには、インターネットで申請を出して、Social Security Administration(SSA)に直接訪問して発行してもらうという2ステップを踏まなければならない。すなわち、筆記・実技試験と合わせて3ステップが必要になるというわけだ。
そしてまた直接訪問というのが微妙に厄介で、オフィスが開いている時間は9時から16時までと学生・社会人泣かせの鬼設定となっている。実際、自分は14:30に授業が終わった後、ほぼ全員が参加する学校主催のお茶会イベントをスキップし、近くに停めていた車に飛び乗って向かう羽目となった。焦りすぎて自分のノートパソコンを教室に忘れたのは内緒だ。
実際の様子は?
実はアポを取るのが正規ルートだったらしいが、最短でも8月という埋まりっぷりだったため、一か八かアポなしで突撃することにした。必要な書類(最新のI20、I94、パスポート)は揃っていたし何とかなるだろうとは思っていたものの、PCを忘れてしまったことで不安が増幅されてかなり挙動不審になっていただろう。
SSAに到着してみると茶色の豆腐のような建物で、需要のわりに小さいなという印象を受けた。中は窓口が3つ(うち1つは閉まっていた)と薬局みたいな待機席、順番待ちチケット発券機があるだけで簡素な感じだった。
受付する際にアポをとっているかという質問が唯一ネックだったが、I don’t knowを選べたのでとりあえずそれを押しておいた。自分の前には3人待っており、30分ほど経過して自分の番号が呼び出された。ちなみに前にいた人たちは結構話し込んでいて、深刻そうな顔をして去って行っていた。
面談相手は白人のおばちゃんだったが、要件を伝えると書類ちょうだいと言われ、差し出された電子パネルに住所を書いたら、一瞬でレターをもらうことができた。去り際に日本のどこから来たの?と聞かれ、東京だよと答えたら、なんとその人も日本に住んでいたことがあったらしい。どうも旦那さんがトヨタで働いていたんだと。日本つながりがあったからこそ超スムーズだった可能性もあるし、再現性はないかも。
まぁそんなこんなで筆記試験に必要な書類を準備することができたので、満を持して来週筆記試験に向かおうと思う。

コメント